第 97 号  平成29年1月22日 発行

-目次-

年頭挨拶 クリスマス会特集
シリーズ「この人にきく」   掲示板「第三病棟保護者交流会」
花ノ木の動き  ありがとうございました  編集後記

年頭挨拶
      一丸となって 医療・福祉サービスの向上を
 明けましておめでとうございます。旧年中は、格別のご支援ご指導を賜り有難うございました。本年も相変わりませず宜しくお願い申し上げます。
 さて、昨年は熊本の大震災、米国大統領選挙でトランプ氏が次期大統領に決まったニュース、環太平洋経済連携協定(TPP)の問題等、我が国にとって大きな不安材料や私たちにとって直接影響のある年金制度改革の問題等を抱えたまま年が暮れましたが、本年はそうした不安材料をなくする政治をして頂きたいものです。
 社会福祉においては今般の社会福祉法改正により、本年が社会福祉法人の経営組織について改革が行われる、その初年度となります。今日、社会福祉事業は措置から契約への移行など福祉サービスの供給の在り方が変化する中、地域福祉の中核的な担い手である社会福祉法人においては効率的、効果的な経営を実践して、利用者の様々な福祉ニーズに対応していくことが求められています。特に福祉ニーズが多様化、複雑化しており、高い公益性を備えた社会福祉法人の役割は益々重要なものとなっています。これらを踏まえて当法人においては、改革に沿った定款の改正を行い、議決機関としての評議員会の設置、財務規律の強化を図るべく会計監査法人の導入、役員等の権限、義務、責任を明確にすることにより、これまで以上に経営組織の強化と収支の改善に向けた人件費、諸経費、収入の見直しを行うこととしております。
 平成27年度から取り組んでまいりました病棟等増築工事は予定通り完成し、利用者の生活環境の改善を図るため病棟再編成を行い、本年4月から新体制をスタートさせます。職員一丸となって医療・福祉サービスの向上に努めてまいりたいと存じます。今後一層のご支援、ご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げまして新年のご挨拶とします。
 
社会福祉法人花ノ木 理事長 酒井愛夫 
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クリスマス会特集

 12月23日に第一病棟のクリスマス会を開催しました。入り口ではサンタの帽子とプログラムが配布されます。クリスマスソングがかかる中、どこからともなく聞こえてくる鈴の音・・・。サンタとトナカイがやってきます。サンタがプレゼントを配ろうとしたその時、盗賊が現れてプレゼントが盗まれました。サンタは投げ縄を準備して盗賊を狙い、トナカイと利用者の皆さんの力を借りて引っ張ります。「盗賊を捕まえた!」と思いきや、縄にかかるのは盗賊の衣装や花束やパンツまで!会場は大盛り上がりです。最後はタオル1枚で身を隠した盗賊が現れ、無事にプレゼントを取り返すことが出来ました。しかし、プレゼント袋ではなく洗濯物袋を間違えて持ってきていた「あわてんぼうのサンタクロース」という結末でした。演劇を終えてからは勿論、本物のプレゼントが利用者に渡ります。演劇から始まり、終始和やかで音楽の生演奏が印象的なクリスマス会になりました。
                               (第一病棟 介護員 堀越靖子)


 今年のクリスマス会は、第一部はスライドショー、第二部は実行委員による劇『サンタが町にやってくる』を行いました。スライドショーでは、今年の1月からの行事写真を中心に上映しました。節分や卒業式・入学式、お花見などスライドとともに季節が流れて行き、皆で2016年を振り返ることができました。
 スライドの後は職員による劇『サンタが町にやってくる』が始まりました。会場の『サンタさーん』の呼びかけに、やってきたのは『ファンタさん』。その後も現実と非現実が入り混じった劇の展開に、終始笑顔の花が咲いていました。結局サンタクロースはやってこなかったのですが、個性的なキャラクター達が色んなプレゼントを持ってきて場を盛り上げました。今回体調不良で参加できなかった利用者には、クリスマス会終了後にキャラクター達との写真撮影をし、後日DVDでクリスマス会の様子を見ていただく予定をしています。
                            (第二病棟 生活支援員 菊本俊樹)

第三病棟1ブロック
 今年のクリスマス会は、世間のクリスマスと同じ日に実施することとなりました。当日まで、風邪が流行り、どうなることかと気を揉みましたが、なんとか病棟内での開催となりました。事前の作業活動で作ったフェルトを使い、病棟内の飾りつけを行いました。色とりどりのフェルトをクリスマスツリーや雪だるまの形にして飾るととても素敵な飾りになりました。
 クリスマス会の挨拶と共に、紅茶を飲んでほっこりした後、クリスマスプレゼントを賭けて、ルーレットでの争奪戦の始まり始まり。木製の手作りルーレットを回して、“あたり”に止まればプレゼントがもらえるのですが、なかなか止まらず…「あ〜」「惜しい」「もうちょっと」の声に、時々ルーレットが故意に戻ったり進んだりしながら…。幸運に恵まれ、当たった利用者の方は思い思いにプレゼントを選ばれました。プレゼントの中身を見せ合いっこしながら、プレゼントに入っていたDVDを見て楽しくクリスマス会を終えました。
                            (第三病棟 生活支援員 小谷章子)

第三病棟2ブロック
 今年は、風邪が流行し病棟閉鎖になり、急遽病棟のランチルームで行いました。少し狭くて混雑しましたが、楽しい雰囲気の中で開催できました。
 まず、オープニングでは職員の弾くギターに合わせて、「赤鼻のトナカイ」などクリスマスソングを数曲歌いました。続いて、サンタクロースとトナカイに扮した利用者が、プレゼントを運んできてくれました。そして、煙突に見立てた箱からいくつかの大きな包み紙を、皆さんご存知の「大きなかぶ」のように、力を合わせて引っ張りました。みんなで、綱を握ってもらって「うんとこしょ!どっこいしょ!」の掛け声で引っ張って引き出します。引っ張る人、応援する人ともにとても良い表情をされていました。その後、紙破りが得意な人に開封してもらってプレゼントを紹介することができました。
 最後に、「野に咲く花のように」「さんぽ」をみんなで合唱し、和やかなひと時を過ごすことができました。
                               (第三病棟 介護員 斉藤富子)

 
 12月16日に、はなのき通所のクリスマス会を行いました。通所利用者とその保護者の方が参加され、賑やかなひとときになりました。
 保護者会会長の挨拶から始まり、みんなで紙テープを投げながらシャンメリーで乾杯をしてクリスマス会の始まりを盛り上げ、続く職員による「きよしこの夜」のトーンチャイム演奏では綺麗な音色にみなさん耳を傾けておられました。
 次に、クリスマスにちなんだ絵本をスライドで映し出し物語を読んでいきました。終わった後は、利用者さんの一年の思い出の写真をスライドで映しながら、参加された保護者に一年を振り返ってのお言葉を頂きました。その後は、いよいよプレゼント交換です。皆さんウキウキしながら、サンタとトナカイからのプレゼントを受け取りに行っておられました。最後は、職員で一ヶ月ほど練習をしたクリスマスソングのメドレーを合奏しました。終わった後、保護者の皆さまからお褒めの言葉をたくさん頂きました。利用者の皆さんとその保護者の皆さま、職員が一緒に楽しく過ごす時間となりました。
                               (通所係 生活支援員 中嶋渚)
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 シリーズ『この人に聞く』
看護生活支援部主任 西村 雅年 さん

 今年度から、短期入所に関する業務が相談係から看護生活支援部に移行しました。今回は、新しくその担当者となられた西村雅年さんにお話を伺いました。

― この仕事に就いたきっかけについて教えてください
 
もともと、引越しの仕事で荷物を運んでいましたが、営業の仕事をするようになりその難しさや嫌な部分がすごく見えて挫折してしまいました。辞めてフラフラしている時に、ある病棟職員に声をかけてもらいアルバイトとして働き始めました。やってみると楽しいところもあったし、長く続けられそうだと思い採用試験を受けました。第三病棟の期間は短かったですが、第一・第二病棟ではそれぞれ7年半程いました。アルバイトのときは、1年半の間に3回異動があり、素行が悪かったんかな。(笑)

― 今の仕事について教えてください
 短期入所業務の他にも計画相談業務、情報発信事業の委員などを行っています。去年までと比べて入所の方に直接関わることが少なくなり、全く違う仕事になりました。
 病棟では保護者の方々と長い時間話すことがあまりなかったのですが、面談以外の場で保護者の思いを聞くことが増えました。これまで相談係が担ってきた仕事で、相談係の人たちにはまだまだ及びませんが・・・教えてもらいながら業務に取り組んでいます。また、病棟で勤務していたので、生活の流れとか病棟の雰囲気であるとか、病棟職員の思いは察していきたいと思っています。
 入所業務では、受給者証、国民健康保険などの手続きをしています。聞き慣れない用語がたくさんあって英語を聞いているようで、理解するまでに時間がかかりました。
 短期入所では、利用希望の方と病棟との調整役をしています。短期入所のニーズは増えていますが、病棟閉鎖があるとお断りすることになり、全ての希望に沿うことが難しいときもあります。来年度以降、病棟が増えるにあたり短期入所枠を増やすことが検討されているところです。

― 今の仕事になってよかったこと、大変だったことをお聞かせください
 
『よかったな』と思うところは、短期入所でのやりとりを通して、保護者の思いを知ることができたことです。その思いは汲み取りながらやっていきたいと思いますが、全てを病棟に対応してもらうことが難しいこともあるので、調整役としてうまくできればと思っています。
 『大変』だと思うことは、短期入所の利用希望が重なったときです。日程を1日ずつずらして頂いたり、場合によってはお断りすることもあるので、その電話をかけるときが辛いです。去年までは相談係の担当者の姿を病棟で見ていて「大変やな」と思っていましたが、まさか自分がこの仕事をするとは思っていませんでした。

―休日の過ごし方についてお聞かせください
 子供の野球チームでコーチをやっています。病棟勤務の時は休みが合えば行くぐらいでしたが、今年からはユニフォーム着用で参加しています。僕自身、高校まで野球をしていて、小学生の時には子供と同じチームで野球をしていました。子供には「家に帰ってまでコーチせんといてくれ」と言われることもあります。普段大きな声を出すことはないので、コーチする時に怒るばかりでなく「ナイスプレー」と声を出したり、一緒に喜べたりすることがいいリフレッシュになっています。

―今後の抱負・目標について教えてください
 地域の人の声をセンターに届ける役割を担っていきたいです。また、来年度の体制が大きく変わるので、事前に分かっていることは準備して備えたいと思っています。それと、人と話すことが多い業務になるので、できるだけ笑顔で接することを心がけていきたいです。

 今回のインタビューを通して、新たな環境の中で保護者の方たちと真摯に向き合い、奮闘されている様子を知ることができました。これからも地域とセンターを繋ぐ役割を宜しくお願いします。

 聞き手:西岡亞耶編集委員、青木雅代編集委員
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掲示版

第三病棟保護者交流会を実施

今年度も病棟ごとに保護者交流会を実施してきましたが、第三病棟は11月13日に面会日の貴重なお時間を頂いて保護者と職員の交流会を実施しました。保護者と職員の関係を風通し良くすること、そのことが利用者へ還元されることを目的として行いました。
 賞品を用意してのじゃんけんゲームと利用者の普段の様子を写真にまとめたスライドショーの上映、お互いのことを知る機会にとサイコロを振って出たお題(行ってみたい場所は?とか好きなテレビ番組は?など簡単なもの)について順番に話をしました。お題に沿っての話では、若い職員と保護者の趣味が同じで意気投合するなどかなりの盛り上がりでした。保護者の方々のパワフルさには驚かされました。このように記事にさせていただく機会があるとは思ってもなかったので1枚も写真が無いのが残念ですが…。終わった際にはまた次回もこんな機会を作って欲しいという保護者からの声もありました。
 立場も年齢も違い、お互いに気を遣う関係性になりがちですが、少しは話やすい関係になったかなと思います。今後は、利用者のことをお互いに緊密に相談し、より良いサービス提供に繋げていきたいと思います。

第三病棟 生活支援係主任 西本葵
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 花ノ木の動き 平成28年11月16日〜平成29年1月15日
 11/16 所内研修「感染対策の基礎知識」
   18 はなのき通所保護者会
   21 京都YMCA国際福祉専門学校生活介護実習(〜12/4)
   24 京都府指導監査・実地指導及び、亀岡市法人監査
   27 情報発信事業「簡単クッキング」
   28 理事会・評議員会
     京都医療福祉専門学校生活介護実習(〜12/11) 
 12/ 1 明治国際医療大学看護実習(15.16)
   3 スマイルサークル
   7 所内研修「感染対策の基礎技術」
   12 停電時対応訓練
   14 所内研修「防災対策」
   28 仕事納め
  1/ 5 仕事始めの式
   8 亀岡市消防出初め式
   10 中堅職員研修「センターの運営・収入の仕組み」
   14 スマイルサークル

 
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 ありがとうございました (敬称略)
 ・寄贈  亀岡市社会福祉協議会/しん愛
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 編集後記

 「福祉とは」。これは、30年前に私が花ノ木の採用試験を受けたときの作文のテーマでした。それまで福祉の勉強をしてこなかった私は、かなり悩みながら書き上げたことだけを覚えています。試験の後に広辞苑で調べてみると、福祉=さいわい、幸福という意味であり、幸福=みちたりた状態にあって幸せだと感ずること、とありました。福祉とは、みんなを幸せにすることなんだ、と思って就職しました。
 30年の間にいろんな部署で働かせていただきましたが、どれだけの人を幸せにできたか問われると、全く自信がありません。障害者への虐待や殺傷事件が起こったり、社会も福祉情勢も大きく変わりました。これが福祉なんだろうかと思うこともあります。そんなこともあって、今年は初心に返りたいと思います。もう一度福祉とは何なのかを考えながら、一人でも多くの人の笑顔が見られるように、そして自分自身も笑顔で過ごせたと言える一年にしたいと思います。皆さんも、どうか笑顔で一年をお過ごし下さい。
                                        (宇野稔編集委員)

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